今月のことば「本山興正寺 宗祖親鸞聖人 御誕生八五〇年 立教開宗八百年 慶讀法要 御影堂等 復旧奉告法要 華園真慶氏 嗣法就任式」

本山興正寺

宗祖親鸞聖人
 御誕生八五〇年
 立教開宗八百年
  慶讀法要

御影堂等
 復旧奉告法要

華園真慶氏(はなぞのしんきょう)
 嗣法就任式

京都の本山興正寺では、四月十八日から二十日まで、慶讃法要が営まれ、十九日にはご門主の長女である華園真慶氏(俗名沙弥香)が門主の後継者である嗣法(しほう)に就く「嗣法就任式」が行われた。

沙弥香さまは第三十一世華園真暢門主の長女として、平成五年生まれ。
九歳で得度され、日本獣医生命科学大学を卒業。
現在は霊山本廟の寺務長代理に着任している。
門主に就任すれば、南北朝時代の第九世、了明尼以来の女性門主になる。

コロナ禍のため数年ぶりになる上山は、自家用車をやめ、高速バスを利用した。
今回は出勤せず、参拝のみとしたので荷物も少ない。
受け付けを済ませて法要の行われる御影堂へ。
椅子席にしている御影堂は門信徒で満堂。
二番後ろでお参り。
終了後境内で各地からの先輩、友人たちと歓談。
三年・五年ぶり。

龍谷ミュージアムで「真宗と聖徳太子展」を鑑賞してから近くのホテルで一泊。
朝食会場なんと外人ばっかり。

翌日は法要後、嗣法就任式が行われた。
沙弥香様の決意をお聞きし、本山を後に。
昼食後、京都博物館の親鸞展を見学してバスで帰宅。
久し振りの京都でした。

西光寺では門信徒向けの行事案内、仏典物語等を掲載した寺報「慈光」を発行しております。
寄稿もお待ちしております。発送いたしますので、お申し出ください。