今月のことば「浄土真宗の み教え」

京都の本山興正寺の隣、西本願寺のご門主が、宗祖親鸞聖人の教えの肝要を新たにまとめた「浄土真宗のみ教え」を示された。中外日報からご紹介する。

「南無阿弥陀仏『われにまかせよ そのまま救う』の弥陀のよび声 私の煩悩と仏のさとりは 本来一つゆえ『そのまま救う』が 弥陀の呼び声 ありがとう といただいてこの愚身をまかす このままで 救い取られる 自然の浄土 仏恩報謝 のお念仏」

「み教えを依りどころに生きる者 となり 少しずつ 執われの心を 離れます 生かされていることに感謝してむさぼり いかりに 流されず 穏やかな顔と 優しい言葉 喜びも 悲しみも  分かち合い 日々に精一杯つとめます」

※前段で教えの要諦、後段で教えを受ける者のありさまを説かれています。

2021年6月

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